お金を消費者金融で借りようと思い、色々調べていると、どうも最高金利が19.2%とか19.5%だとか、妙に細かい数値であることに気が付きました。何か、法律で定められているような…実際のところ、どうなのでしょうか?
金利は、利息制限法と貸金業法によって、厳密に定められている
具体的に言うと、10万円未満を貸し付ける時は20%、10万円から100万円の場合は18%、100万円を超える場合は15%だと定められているわ。
ただ、昔は「グレーゾーン金利」と呼ばれるものがあったのをご存知かしら?以前から、利息制限法では、先に書いたような方法で、厳密に金利が定められていたの。でも、出資法という法律では、上限金利が29.2%だと定められていて、貸金業法には、利息制限法のような細かい規定がなかったのね。
だから、消費者金融では、利息制限法を超えて、かつ、出資法に違反していない範囲で多くの消費者金融はお金を貸していたそうよ。この、利息制限法以上出資法未満の金利を付ける事を、「グレーゾーン金利」と呼んで、問題となっていたわ。
よく、「過払い請求」をするように呼びかけられているわよね。これは、「グレーゾーン金利」でお金を借りることが違法だと裁判で判決が出た事からくるものよ。払いすぎた金利分は返還するようにという判例に従って、過去にお金を借りていた人たちが請求するようになったというわけよ。過払い請求の時効は10年だとされているから、心当たりがある人は早めに相談するといいわよ。
消費者金融の上限金利について知っておこう
消費者金融を活用する人が増えています。利用者が増えた理由はさまざまですが、企業努力が大きな影響を及ぼしています。テレビコマーシャルを毎日行うことによって、認知度を高めました。また、サービスの向上によって多くの人が利用しやすい環境を整えています。その一環となっているので、即日融資や即日審査といったものです。緊急のときでも、企業と正式に契約をすることで、利用者が必要な金額の借り入れができる確率が高いです。
(⇒かつての消費者金融のイメージと比較)
初めて利用するときには、企業の選び方、金利、融資と返済といった多くの情報を知っておきましょう。情報を豊富に持っていると有効活用ができます。利用者にとって有利になるように利用するのが賢いキャッシングの方法です。企業の選び方に関しては、大手企業を選択しましょう。認知度が高く、信頼と実績を兼ね備えているので利用がしやすいです。初めてキャッシングサービスをする人でも利用しやすい環境を整えています。(参考ページはこちら→安心な金融業者が大手に多い理由)
どの企業を選択するときも金利を必ず見ましょう。金利は利息と密接な関係がある重要な項目です。法律で最大18%までとされています。企業によっては、下限から上限までの範囲設定で金利が決められています。これは、借り入れ限度額によって変動するからです。借り入れ限度額が数百万円の人と、数十万円の人では金利が異なります。消費者金融の上限金利は、借り入れ金額が一番低い金額のときに設定されるものです。返済能力が低いと、この金利が適用されることが多いです。
(⇒融資を使う前に法定金利についてチェック)
企業を選ぶときには、下限金利よりも上限金利に注目しましょう。借り入れ限度額が最初少なくても、途中で増額をしていくこともできます。それに伴って金利も減っていくので、最初は上限金利だけを意識して企業を選択しましょう。企業によって金利が異なるときには、利用者に有利な企業に移ることもできるので覚えておきましょう。さまざまな項目を比較してから、有利になる企業を選択しましょう。