消費者金融の利用を考えているんですが、法定金利というものが分かりません。この法定金利とは何なのでしょうか。知らずに利用した場合、何か問題はありますか。

法定金利とは、国の法律で定められた利息のことです

消費者金融などの貸金業者は、利息によって利益が生まれます。銀行も同じです。利息をつけてお金を貸すことによって、儲けがでるのです。慈善事業でお金を貸すことはありませんので覚えておきましょう。

そして、この利息の付け方は、国の法律で決められています。「いくら貸す場合、利息は○%までしか付けてはいけない」という法律です。消費者金融の場合、出資法という法律で上限金利が決められています。「10万円未満のお金を貸す場合、最大でも年率20%を超えた利息をとってはいけない」という決まりです。

この法律を無視して、法定金利以上の利息を債務者に請求した場合、法律によって裁かれることになります。営業停止だったり、罰金の支払い、重い刑事罰に処されるケースもあります。

優良な貸金業者であれば、法定金利を超えた金利を設定することはありませんので、法律を知らなくても安心して利用することはできるでしょう。貸す側がしっかりと把握していますので、問題はありません。

しかし、最低限のことは知っておいて損はないでしょう。ヤミ金などは、この法定金利を無視してお金を貸してきます。法外な金利を請求された場合は、元金も含めて返済する義務はなくなるのですが、あの手この手を使って返済を迫るのがヤミ金業者のやり方です。トラブルに巻き込まれない為にも、借りる側としての最低限の知識は持っておきましょう。

契約を結んでからでは遅いのです。申し込みの際は、必ず、法定金利を超えた利息が設定されていないかチェックをするようにしておきましょう。

消費者金融に怖い人はいません。法定金利も守っています

サラ金をご存知でしょうか。特に、最近の若い人たちは、何の躊躇もなく消費者金融のカードローンを契約していますが、怖くないのでしょうか。

サラ金とは、昔の消費者金融のことです。法外な利息でサラリーマンを苦しめたことから、サラ金という略語が生まれました。元本を減らすことを許さず、半永久的に金利を取り続ける構図です。払えなくなるようならば、暴力的な行動に出たりして、サラリーマンを恐怖のどん底に陥れ、なおかつ社会人として再起不能になるまで身の回りのものをすべて奪っていきました。

そのサラ金が現代にも存続しているわけですが、それがよく街で見かける消費者金融です。有名なタレントなどを起用して宣伝している、あのカードローンです。昔のサラ金を知る人からすれば、最近の若者がいとも気軽にカードローンを契約しているのを見ると、理解できないでしょう。しかし、実は、若者の行動のほうが正解です。今や、消費者金融は、昔を知る人にとって気持ち悪いほど健全な金融機関になりました。

まず、怖い人は一人もいません。そもそも、店頭に足を運んでも、人と直接会うことはほとんどありません。機械の操作などが分からなければ、とても優しいお姉さんが教えに来てくれます。法外な利息を取られることもありません。法定金利が決まっていて、必ずその範囲内で貸し付けを行っています。また、強引な取り立ては、法律で厳しく禁止されています。取り立てができない以上、確実にお金を返してもらうためには、担当者が親身になって返済計画を練り直すなどしてあげなければなりません。ずいぶん優しい金融機関になりました。

もし、年配の人で消費者金融に対し、かつてのサラ金のイメージを持っている人がいれば、それは早急にイメージを変えるべきでしょう。そもそも、東証1部に上場しているところもあるほどです。悪いことをしたら、あっという間に上場廃止になります。悪いことをしていないから、上場維持ができているのです。

【参考ページ】
サラ金にありがちな悪い噂について

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