消費者金融のすべてがそうだとは言わないですが、事業者向けに貸出をしていない消費者金融って多くないでしょうか?大手の業者なんかを見ていると全部注意書きに「ただし事業には利用できません」みたいなことを書かれていたりします。
どうして事業者向けに消費者金融というのは貸出をしていないんでしょうか。事業者向けにも貸出をするようになったら結構借りる人も増えて、いいようなきがするんですが…
事業者向けの貸出は消費者金融とは別で昔は存在した
昔の話にはなりますが、過去には事業者向けの貸出というのは消費者金融とは別で存在していたのです。消費者金融は個人向け、そして事業者向けには別のローン会社が対応するというような住み分けができていたために、消費者金融は今でも事業者向けの貸出というのをしていないところも多いのです。実際にメインとなる普通のローンについてはまず事業者向けにも認めている業者はいないでしょう。
がしかし、時代が動いてきたこともあって、昔のような住み分けと言うのはされないようになってきたのです。実は事業者向けに貸し出していた業者が法律違反などで捕まってしまって、実質は潰れてしまって機能しなくなってしまったのです。そうなると借りられるところが少なくなってしまい、途方に暮れる業者も少なくありませんでした。
そこで今は消費者金融か銀行系カードローンがかわりに事業者向けの貸出・融資の商品というのを作りだしたのです。それがビジネスカードローンなどと言われるもので、これを使うと数百万円程度なら借り入れをすることができ、しかもそのお金をビジネスのために使うことができるのです。これは大きい変化で、今は大手の業者もビジネス向けの商品を別で作っているところもあります。
ですので表面的には消費者金融は個人向けを今でも守っているのですが、実は個人向け意外もよく探してみたら存在する、ということです。ちゃんとホームページなどを細部まで見るようにしたら、ビジネスローンという言葉が見つかるかと思います。それが事業者向けのローン商品になります。
【参考ページ】
事業者の身で融資を受ける為の基礎知識
事業者向けの消費者金融としておすすめのものはレイクとプロミス
消費者金融のキャッシングの場合は、事業性の無い目的に使う資金として融資を行っている会社が多いです。ただし、消費者金融業者ごとに融資の目的や借り入れの条件は異なってきますので、事業者向けに融資を行っているものもあります。新生銀行カードローンのレイクは、様々な職業の方への貸し付けを行っていますので、パートやアルバイトの方、外国人、年金受給者や学生の方の他、事業者向けに自営業者の方にも融資を行っています。
レイクの申し込み条件は、年齢が20歳以上から70歳以下の方が借り入れることができるようになっています。レイクは新生銀行の子会社としてカードローン事業を行っていますので、銀行法に基づいて融資を行っていて総量規制の対象とならない点もおすすめポイントであると言えるでしょう。(参考ページはこちら→消費者金融を使うなら意識すべき総量規制)
レイクの申し込みはパソコンやスマートフォンを使ってインターネット経由で融資の契約をすることができますので、店舗に来店する手間を省いて融資を受けることができます。一般の方が借り入れる場合でも、運転免許証や健康保険証などの本人確認のための書類の提出が必要になることは変わりありませんが、所得を証明するための書類についても利用限度額と関係なく提出する必要があります。レイクを初めて利用する方は無利息サービスもありますので、利用してみることをおすすめします。(参考ページはこちら→消費者金融の無利息サービスはどんなもの?)
プロミスには事業者向けのローンとして、自営者ローンという名のサービスがあります。プロミスの自営者ローンは最大で300万円まで利用することができて、審査スピードが速いのですぐに融資を受けることができるのでおすすめです。プロミスの自営者ローンの金利は年率で、6.3%~17.8%となっていますので事業資金に充てると考えれば低い金利で借り入れることができると言えるでしょう。
借り入れの契約には事業実態がわかる書類があったほうが審査が通りやすくなりますので、有効期限内の営業許可証や受注書などの書類についても予め用意しておくことをおすすめします。