消費者金融って個人にしか融資の商売をしないでしょ。インターネットでも個人の話しかないしね。きっと自営業者がネットなんてやってる暇なんてないだろし。実際どうなんだ?
個人事業主向けの融資って何も銀行に限ったことじゃないわ
消費者金融にも勿論、個人や法人向けの融資ってあるんです。以前は(というか10年以上も前か)クレジットカードでも資金調達に利用していた事業主さんも結構いたようで。でもここ最近は低金利で借入れ審査の通り易いビジネス向けのノンバンク・カードがあります。
どうしても銀行だと事業が傾き始めた時や起業をする時は、なかなか借入れ審査も難しいでしょ。そんな時に消費者金融を利用する手もあるわ。それに突発的な資金が必要な時も「つなぎ融資」で借入れすることができるの。
ノンバンクのほうが即日対応してくれるので自営業者にとっては有り難いでしょう。しかも個人や法人向けの場合、総量規制の対象にはなりませんし(自営業者が個人の生活費の充てる場合は総量規制の対象)。100万以下な必要提出書類も簡素化されて、借入れがよりしやすくなるんです。(参考ページはこちら→総量規制のルール詳細)
最近では、経理の事務処理がしやすい点からノンバンクのビジネス向けカードを利用することもできるんです。中にはクレジットカードになっているものもあって、社員に持たせて使用させることだってできるんです。というのも出張時に経費として、このクレジット機能を使って決済させると、明細書が後日会社に届きます。経理の事務処理でも時間の短縮になり、何に使ったのか一目瞭然なので経費の節約に使えるんです。
経営者は資金調達に利用でき、社員に持たせることで事務経費まで節約できるって本当にいいですよね。しかも使えば使うほどポイントの付くカードもあって、社員旅行の移動費にポイント還元することのできるカードもあるんですって。
中堅消費者金融自営業の人が借りやすくなっています
2010年に実施された改正貸金行法により、様々な厳しい規制が実施され、消費者金融業者は以前のように高い金利を得ることも、多額の貸付をする事も出来なくなりました。特に、総量規制の実施による、年収による貸付上限額や最高でも100万円までという上限は非常に厳しい物で、確かに過剰融資を減らす効果は大きい物も、消費者金融業者には大きな制限となりました。
しかしそれはにいくつかの例外があります。特に自営業の人に対する貸付は、総量規制の対象外なのです。これにより今までは収入が安定しないとしてあまり積極的に融資してこなかった自営業の人が俄然大きな市場となったわけです。本来自営業の場合個人の消費と事業資金がはっきり区別しにくく、そういう意味では消費者金融には向かないのかもしれませんが、逆に事業資金として使ってもらえば、単純に消費に使った場合よりも事業による収入の増加で高金利でも返済しやすい面もあり、短期での返済が可能で、貸しやすく返済しやすい条件であるといえます。中堅消費者金融自営業の人にこそ貸付しやすい状況にあるといえます。
(⇒中小消費者金融は融資を受けやすい?)
もちろんその為には経営状態の把握など今まで銀行でしかやってこなかったような審査も必要となり、金融業者には負担感があるでしょうが、そうであればこそ本来優良の顧客を取り逃していた分を融資し始めています。自営業の人からしても今まで銀行では貸してもらえず、商工ローンでは消費者金融以上の大変な高金利での融資しか利用できなかったので、大変魅力のあるものとなっています。特に大手消費者金融ではなく、中堅消費者金融を利用する事で大きな上限額を設定してもらい、ビジネスを広げるチャンスになっているといえるでしょう。
現在金融業界全体が景気浮上に向けて積極的な融資へ動いている事もとても大きな追い風になっています。特に短期の融資にはスピーディーな審査と融資で貸してくれるのがとても魅力です。そういう意味でも自営業者向けといえるでしょう。