消費者金融と信販会社の審査の差を知りたい

キャッシングベスト3

私は社会人として一人暮らしをし始めたばかりです。親の目が無いせいか、どうしても買いたいものがあったり、付き合い等でお金が足りない月が出てきました。

そこで、お金を借りることも視野に入れているのですが、消費者金融と信販会社から借りるのが一般的だと聞きました。審査というステップがあるとも調べたのですが、違いはあるのでしょうか?

消費者金融の方が一般的に審査は緩いという違いがあります

まず、信販(信用販売)と消費者金融の違いから説明しましょう。信販とは、簡単に言えばクレジットカードやローンなどのサービスを提供する企業です。基本的に、あなたが購入した物品の支払いを先に行い、後で請求する経営スタイルを持ちます。一方、消費者金融とは、一昔前で言う所の「街金」や「サラ金」の事です。現在ではメガバンクと提携して保証に力をいれているのも特徴です。利用者に対しては、現金の貸し付けを行います。
【参考ページ】
サラ金なんて今もあるの?

さて、信販は「相手を信用して先払いをする」という業務体系故に、その審査基準も厳しいのです。大手企業に長年所属していたり、家庭を持っているかも審査のポイントになります。社会人になったばかりですと、大きな額は借りられないでしょう。一方、消費者金融は、過去半年程度で、他の消費者金融の審査で落とされていないか、借金返済の滞りが無いかどうかのチェックをします。大手の消費者金融でなければ、これに該当していても借りられる場合すらあります。

用途に分けて使用してみると良いでしょう。参考までに消費者金融では、最大で借りられる金額(限度額)が、年収の3分の1以下です。初回の場合はさらに低い額面になる傾向もあります。次回の審査を通り易くするには、計画的な返済を心がけると良いでしょう。

消費者金融と信販会社の共通点と選択のポイント

消費者金融と信販会社の共通点はキャッシングについては貸金業法が適用され、総量規制の対象となる点です。銀行のカードローンと比較され、借り入れの制限で対象となるのが総量規制です。この総量規制についてはクレジットカードのキャッシング分についても提供され、その貸し付け残高については信用情報として交流され、審査に加味されています。
(⇒銀行と消費者金融の分かりやすい比較結果

一方で消費者金融と信販会社の違いは消費者金融が貸し付けを主体としているのに対して、信販会社は割賦販売法に基づくクレジット契約なども業務範囲にある点です。分割ローンやカードの発行など多彩なサービスの中の一つがキャッシングという訳です。クレジット契約は割賦販売やローン提携販売、さらには信用購入あっせんがあり、商品を購入する度にクレジットの申し込み行う個別割賦と、クレジットの申し込みは不要で商品が購入できる包括信用購入あっせんがあります。これらクレジット契約を提供しているのも信販会社の一つの側面です。

消費者金融でも個人の貸し付けに加えて不動産担保ローンや事業者ローンなども手掛けています。そのうち主力であるのが個人の貸し付けであり、カードローンです。カードローンに関しては消費者金融と信販会社との間に大きな差はありませんが、融資のスピード性やATMの利便性では大手の消費者金融にメリットがあります。審査の可否で大きなウエイトを占める信用情報機関の登録では信販会社はCIC、大手の消費者金融ではJICCとCICに登録しています。それぞれ別の機関ではあるのですが、相互に情報を交流していることもあり、どれだけ利用しているか、貸付残高がみえる仕組みになっています。

消費者金融と信販会社の選択のポイントとしてはキャッシングの利用を中心に考えるのであればATMの便利さで消費者金融、クレジットカードなどでショッピングを主体にするのであれば信販会社です。信販会社では単体のカードローンを発行する一方で、クレジットカードの付帯サービスとしてキャッシングを提供しており、利用目的によって選ぶこともポイントです。
(⇒カードローンではATMの利便性も大事です

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