青空、という名前の消費者金融があるみたいですが、あおぞら銀行と関係あるのですか?なんだかゴチャゴチャしてて分かりにくいです!
消費者金融の青空は、銀行系の消費者金融である
ご相談ありがとうございます。確かにネットで少し調べていくと、「あおぞら銀行」や「青空の会」だとか色々出てきてよく分からない!とも思いますよね。まず、あおぞら銀行というのは、名前を聞くと地域密着型のようなのどかなイメージが浮かびますが、意外にも東京の千代田区にある普通銀行です。歴史もまだ浅く、比較的最近出来た銀行のようです。そして消費者金融の青空とは何か?と言うと、オリックス・クレジットと共同出資して作った銀行系消費者金融会社の「株式会社あおぞらカード」が、これに該当するという事です。
こちらも2001年に出来たばかりなので、かなり新しい消費者金融だと言えます。銀行系の消費者金融は利便性に優れている、といったメリットがあります。利用できるATMが多いのです。そして利用限度額が一般的な消費者金融企業よりも高めに設定されており、金利も低いというメリットがあります。そして消費者金融としての青空ですが、利用限度額は銀行系カードローンの中でも最大級と言われており、300万円まで融資可能です。
(⇒今の消費者金融は色んなところで使えます)
しかし年齢制限は厳しく、58歳までとされています。安定した収入のある方がもちろん対象で、必要書類は身分証明書1つと大変手軽になっています。金利は8.7~17.8と割と幅が広いので、借入した金額によって変動するという風に思われます。
青空の会など消費者金融か何かわからないところは避けるのが無難
銀行や消費者金融のカードローンは、現在では若い人から年配の人まで、当たり前のように所有している例が見られます。カードローンとは、借金の一種であり、また消費者金融とは昔のサラ金であります。これだけ世の中に一般的になってきたことが、昔を知る人ならば不思議に思えるでしょう。
しかし、今や昔のサラ金のような悪質なイメージはなく、むしろ健全なイメージだけが強調されています。実際に、法定金利を超えて融資を行うところはありませんし、強引な取り立てもありません。その意味では、サラ金はもはや消滅した、と言っても過言ではないでしょう。
ところで、いかに一般的になったとはいえ、カードローンは借金です。借金には審査がつきものです。審査で落ちると、融資を受けることはできません。仮審査と言って、本人の属性で審査されるものから、本審査と言って、本人の信用情報で審査されるものまで、多くの種類の審査があります。これらをすべて合格した人が、カードを一枚持つことか許されるのです。
さて過去にブラックなどの履歴のある人は、消費者金融でも銀行でも、借り入れをできることができないと言われます。全員が全員、ブラックは借りられないのでしょうか。
実際には、そうではないようです。というのは、ブラックでも、返済能力の十分にある人は多いからです。たとえば任意再生をした人はブラック情報として残りますが、任意再生の決まりに基づいて返済をし、完済し終えてからも5年はブラックとして情報が残ることになっています。しかしこの5年の間に、立派な会社に就職して十分に安定した収入のある人は、いくらでもいます。
こうした人の細かい信用情報まで審査してくれるのは、大手ではなく中小の金融機関です。もしあなたが該当する事情をお持ちであれば、こうした中小の消費者金融を検討してみるのも良いでしょう。くれぐれも闇金には手を出さないようにしてください。また、消費者金融なのか何なのかよくわからない団体、たとえば青空の会などといったところがありますが、それがどんな団体なのかは分かりませんが、正規に金融機関の登録をして営業をしているところではないならば、避けておいたほうが無難でしょう。