ディックという消費者金融の名前を聞いた事があります。消費者金融の会社はたくさんありますが、ディックはどんな会社なのでしょうか?
新規契約は締切り、事実上撤退している会社です
ディックは現在は撤退している消費者金融です。正確に言えば機能はしていますが、2008年の時点で新規での申し込み受付は既に終了しています。そのため、これから新規で申し込む人や利用する人はいないでしょうが、どんな企業だったのか見ていきましょう。まずディックの評判ですが、顧客満足度はかなり高めです。全311社ある消費者金融のうち、ランキングでは第17位。そして、顧客満足度は69%となっています。
悪い評価もあるものの、良い評価は600件を超えています。そんな優良企業なのに、何故新規での申込みを終了し、事実上撤退となってしまったのでしょうか?その理由としては、傘下となっていたシティグループの経営状況が悪化した事が大きく影響しています。2007年1月の時点では、他の多くの消費者金融に先駆けて無人店舗を展開しています。
無人にしたのは、人件費の削減のためでしょう。そのうえ、全体の8割の店舗が閉鎖されてしまいました。どこかのグループの傘下に入っている企業は、大元の経営が厳しくなってしまうと、自分自身の経営も立ち行かなくなってしまうのでしょう。このように経費削減をしたものの、2007年の終盤には無人店舗も削減されてしまい、そしてついにはネットと電話による貸付。それも2008年には新規受付を終了してしまいました。
【参考ページ】
消費者金融が衰退した理由の一つについて
ディックは消費者金融のCFJ合同会社のブランド名です
ディックは東京都中央区晴海に本社を持つ消費者金融会社のブランド名で、CFJ合同会社と言う商号を持つ貸金業者になります。
ディックでは提携ATMやキャッシュディスペンサを利用して返済を可能にしています。返済可能なATMやキャッシュディスペンサは全国となっており、全国何処にいても返済を行えると言うメリットを持ちます。キャッシングの利用を開始すると返済期日が設けられ、期日にきちんと返済を行う事必要となってきます。
(⇒ATMでの利用が消費者金融の基本です)
また、返済期日を遅れてしまう事で遅延損害金を支払う事になるので注意が必要です。ディックでは全国の提携ATMやキャッシュディスペンサを利用して1000円単位での返済が可能になっていますし、何処にいても返済が出来るため、返済を遅れてしまうという事が起こり難くなっているのです。
因みに、ディックのホームページの中には、ファイナンシャルソリューションと呼ばれるウェブページが用意されています。このウェブページは、ローンについて詳しく知りたい人、消費者金融でお金を借りる利点などが記されており、これから消費者金融でキャッシングを利用したい人などにお勧めとなるウェブページなのです。
既にお金を借りていて、毎月の返済で困っている人なども利用する事で情報支援を与えてくれるのです。
尚、この消費者金融の融資基準はパーソナルローンです。パーソナルローンと言うのは、使い道が自由になるローンの事を意味しており、ディックでは1万円から最大で300万円までのパーソナルローンの融資を可能にしています。
この最大額は審査により定められるのですが、消費者金融で有る事からも総量規制が適用されるため、年収の3分の1までが借入可能額となります。また、初めて利用される人は最大で95万円までとなっており、信頼が出来上がる事で増額も可能になります。利用限度額と貸付利率が定められ、融資を受けることが可能となりますが、貸付利率は年利12.88%~17.88%となっており、融資額が多くなるほど金利は低くなります。(参考ページはこちら→消費者金融はたくさん借りるほどお得に?)