消費者金融は誰でもお金を貸してくれる審査の緩い業者…私もずっとそう思っていました。ネット上ではほぼ誰にでも貸すという感じの評判があったので安心でしたが…私はそんな消費者金融の審査にも、見事落ちてしまったのです…。
(⇒ネット上の融資の口コミとの向き合い方)
消費者金融に落ちるなんて我ながら信じる事が出来ず、まさしく茫然自失というところですね…でもお金を借りないと家賃を滞納してしまうかもしれないので、そのままで良いわけがありません。次なる融資をしてくれるところを探さないといけないわけですが、消費者金融に落ちたのなら銀行は…と思っているのですが、どうなのでしょうか?
銀行っていうのは、一般的に信頼のある場所だけあって、消費者金融よりも審査が難しいという評判、イメージが存在しています。そんなところに消費者金融にも落ちた会社員である私が向かうというのは、やっぱり無理で無駄なのでしょうか?そりゃもしも銀行がOKなら金利だって低いしで言うことは無いですが…やっぱり、夢を見すぎでしょうか?
(⇒銀行と消費者金融は審査以外には何が違う?)
銀行でも総量規制が原因だったのなら可能性はあります
銀行の方が消費者金融より審査が難しく、消費者金融に落ちるという事は銀行ではより一層不可能だ…というのは、確かに多く該当するだろうね。審査が簡単なところに落ちたけど難しいところに通るなんて、それこそ受験じゃないんだからまずあり得ないというのは誰もが行き着く結論だ。特に融資を使えるのは二十歳以上だから、それは容易に気付かないと行けないレベルとも言えるだろう。
でも、銀行と消費者金融というのは同じような審査をしているようで、お互い違った基準というのが存在している。それを踏まえても銀行の方が難しいのは事実かもしれないけど、消費者金融ならではの理由にて落ちたというのなら、銀行なら案外OKだった!?という事例は無いわけじゃ無い。その代表格とも言える理由について確認をしていこうか。
消費者金融には、総量規制という決まり事がある。キミは今どれくらいの借入があるか分かるかい?もしもすでにお金を借りていたり、年収の三分の一以上の融資限度額を希望してしまっている場合、それが原因だろう。消費者金融の貸金業法に適用される総量規制というのは、年収の三分の一以上は破産させないために貸してはならない、というものなんだ。これは銀行には無くて消費者金融にはあるルールだから、これに引っかかっているだけなら銀行ならOKかもしれない、というわけ。
でも、普通に収入や仕事などの条件で審査落ちしたというのなら、より難しい銀行の審査に通過するとは考えにくい。総量規制が良くも悪くも分岐点と思って良いだろうね。
消費者金融の審査落ち、その原因はなに?どんな人が通るの?
カードローンは、作っておけば外出先で突然お金が必要になった時や、急な出費にも安心です。専用のカードを使って、銀行やコンビニのATMから、限度額の範囲であればいつでも、何度でもお金を借りることができますし、その使い道も自由です。
カードローンの利用を開始したい場合、まずは金融機関へ審査の申し込みをしなければなりません。申し込みは、インターネットや電話、窓口から行うことが可能です。申し込みから審査の流れは、多くの場合まず信用情報の照会が行われ、次に本審査、そして最後に在籍確認、という3段階で行われます。信用情報とは、債務に関する情報のことです。カードローンを申し込むと、申し込まれた金融機関は、申込者の信用情報から、現在利用しているローンや、クレジットカードの利用履歴、申込実績などを確認します。
また、申し込みの際に記入した住所や勤務先などの情報と、個人信用情報を照らし合わせ、間違っていないか、本審査に進めるかどうかを判断します。消費者金融の審査落ちになってしまった、という人は、この時点で総量規制の条件にかかっていたり、収入を超える大きな借り入れが既にある場合、また過去に返済の遅延等の金融事故を起こした記録が残っている可能性が考えられます。このような場合、例外を除き、審査に落ちてしまうのです。
信用情報の照会に問題がなければ、続いて本審査、在籍確認が行われます。すべてのステップにおいて、金融機関が知りたい、重要視しているのは、簡単に言えば申込者がお金を借りたらきちんと返済してくれる人物かどうか、ということです。お金を貸すことを仕事にしている金融機関ですが、誰にでも貸してくれるわけではありません。それは、借りたまま返してくれない利用者がいた場合に、とてつもないリスクを背負うことになるからです。金融機関は、このような事態を避けるために1人1人に手間のかかる審査を行っているのです。
審査に落ちてしまう人は、前述したように信用できない、もしくは返済能力がない人物だと判断されてしまったケースです。過去に金融事故を起こしたことがなく、定職についており、安定した収入が継続的に得られるという人は、返済能力も高く信用できる人物と判断されて、審査において非常に有利になります。