「実質年率」の話はクレジットカード

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やっぱり利息なんて付くから、インターネットで調べると利息の算出方法が一度に理解しにくくて。これではローンを組むにしても、最終的にはいくらお金が取られるのか分からないのよね。私は分かりにくいのは、騙されているんじゃないかと不安になっちゃうから、借り入れする前に「利息」や特に「年率」なんていうものを知る必要があると思っているの。ホントに基本だけでもいいから教えて。

融資はビジネス。基本的なカラクリは知っておくべきよ

そうよね。誰も計算式をみてハッキリ分かったなんていう人はいないは。ハッキリ分かったことは、明らかに理解が超難しい。だから分からない状態でそのままにしてしまうと、騙されてはいませんが決まった計算式で割高に取られてしまいますから、融資を受けるには気持ちの割り切りも必要なんでしょうね。

まず「金利」。これは元金にプラスされるもの。「実質年率」というのは実際、融資を受けた方が返済の際に支払う額を指します。「実質年率」と対する名称で「アドオン(方式)」なるものがありますが割賦販売法ではアドオン方式での表示は禁止で、「実質年率」での表示になります。

でもここで理解してもらいたいのは、「実質年利」とか「アドオン(方式)」というのは、融資カードの話をしているんだけど、厳密に言えばクレジットカードのことを言っていて、消費者金融とは関係ないの。最近のクレジットカードには、機能として①「クレジットとキャッシング」②「ローンカード」の機能があり法律上分けて考える必要があるわ。

①「クレジットとキャッシング」には割賦販売法が適用。商品取りひき後の後払いに対する法律が適用されるの。②「ローンカード」は消費者金融なら貸金業法が適応で、現金の貸付についての法律が適応されているんだけど、消費者金融は日本独自の金融システム。ルールが全く違うのよ。①と②とは全く別物。

①「クレジットとキャッシング」で融資を受けた場合にのみ「実質年率」の話ができるってわけ。「実質年率」という言葉が言われるようになったのは、対する「アドオン(方式)」でトラブルが発生したからなの。実はアドオン方式は海外では“Add on system”と言って、元金に「加算(add)」される利息のことを言う、外来金融用語。どうも日本ではアドオンを導入した場合、利息を「掛け算」で弾き出しているのよ。だから誰もがアドオンでは仰天の利息になってしまって、「契約して初めて知る現実」にトラブル続出ってなわけ。今ではアドオン表示は禁止になっているの。

でも表示が禁止であって、「クレジットとキャッシング」での支払い方法では、アドオンを含めた総支払い額を「実質年率」で示せという話。アドオン表示だけだと金利ばかりの計算で元金を含まないから、アドオン方式で支払っていると元金を返す時期はいつになるんだか。「実質年率」で元金も含めて返済することを消費者にもハッキリわかるようにということね。正直、「クレジットとキャッシング」で買い物をすると、②の「ローンカード」より高い買い物をすることになるかもね。

【参考ページ】
返済方式によって利息加算も変わる?

消費者金融の年率を使って計算できるようになろう

消費者金融を利用している人は多くなっています。特に若い男性を中心として増えていますが、その理由は人によって異なります。生活費が足りない、恋人へのプレゼントの代金、洋服代といった理由があるでしょう。金銭的な問題を抱えている人の役に立つサービスがキャッシングです。企業と正式な契約をすることで、金銭的なやり取りをすることができます。自分が希望する金額を借りることができる確率が高いので、知人や友人と取引をするよりも利便性は高いです。
(⇒消費者金融は本当に確実に借りられるの?

初めて消費者金融を利用するときには、必要最低限の情報を抑えておきましょう。企業の選び方、年率、利息、融資と返済といった多くの情報を知っておけば、利用するときに有利にすることができます。企業の選びかたは重要で、初心者の人は大手企業を選びましょう。テレビコマーシャルをしていたり、宣伝をしているので認知度が高いです。名前を聞いたことがある企業を選べば、親近感から不安を解消することもできます。また、はじめての人でも利用しやすい環境が整っています。

消費者金融を使うときには、自分で年率をつかって利息を計算できるようになりましょう。年間の利息は、年率と借り入れ金額をかけることによって計算ができます。月ごとや日ごとを計算するには、そこから12で割ったり、365で割ると月々の利息や1日の利息が計算できます。通常は、月ごとの返済になるので、年率をつかって年間の利息をしたあとに12で割って、月の利息を計算してみましょう。

借り入れをするときには、一度自分で利息がどれくらいかかるかを計算をしてみるといいでしょう。計算をするときには、借り入れ金額と期間と年率を具体的にあてはめて計算をします。返済計画を一度立てると、どれくらいの借り入れで、どれくらいの利息を払うかを明確に理解することができます。具体的な数字を出すことで、借りているといった意識を持つことができます。賢く借り入れするなら、短期完済をしましょう。

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